スキルアップと趣味を両立するPC修理

休日の過ごし方

2025年、明けましておめでとうございます。単身赴任生活楽しんでいますか?

楽しんでいるとはいっても、単身赴任中、家に一人で過ごす時間が多いと、どうしても孤独を感じがちですよね。

私事ですが、2024年は仕事に追われて余暇の時間を有意義に使うのが難しいと感じることが多い一年でした。プライベートな時間を圧縮して仕事に回す。そんな状況であったため、体調が思わしくない、何をしてもあまり楽しくない。そんな状況が長く続きました。

 そんな状況でも充実した時間を過ごせる方法があります。それが、「PCジャンク修理」という趣味を取り入れることです。PCジャンク修理は、単なる趣味や余暇活動にとどまらず、仕事のストレス解消にも繋がり、スキルアップや自己成長を実感できる活動です。今回はちょっと紹介しますね。

時間を効率的に活用することができる

 単身赴任生活では、どうしても仕事とプライベートの時間をうまく両立させるのが難しいこともあります。しかし、「PCジャンク修理」を趣味として取り入れれば、ちょっとの隙間時間を有効活用できます。例えば、平日の夜や週末の空いている時間を計画的に使うことで、余暇を充実させることが可能です。

 修理作業は短時間でも達成感が得られるので、忙しい仕事の合間に小さな修理を進めていくことができます。例えば、毎日1時間の作業時間を確保することで、1週間で結構な進捗が得られますし、修理が終わったときの達成感が大きな満足感に繋がります。

趣味と仕事の両立が可能

 PCジャンク修理は、ただの作業にとどまらず、「ものづくり」としての楽しみがあります。壊れたPCを直すことは、まるでパズルを解くような感覚。少しずつ壊れたパーツを交換したり、調整したり、手元に無いパーツを発注したりする過程で、新しいスキルや知識を得ることができるため、時間が過ぎるのを忘れてしまうことも・・・。

 特に、PC修理は初心者でも始めやすいので、仕事の合間にリラックスしながら修理に取り組めます。修理作業が「仕事」ではなく「趣味」として楽しめるため、心身ともにリフレッシュでき、仕事の疲れも軽減されることが期待できます。さらに、修理後に使えるPCができあがると、その成果物に対する満足感が得られ、日々の生活にメリハリを持たせることができます。

老後の趣味にもなるかも知れませんね

快適な作業環境を作る

 作業環境が快適であれば、作業自体が楽しみになり、余暇の時間もさらに充実したものになります。単身赴任の部屋は限られたスペースであることが多いですが、工夫次第で快適なPC修理環境を整えることができます。

 例えば、作業台をコンパクトにして収納しやすくする、必要な工具を整理しておく、作業中にお気に入りの音楽やポッドキャストを聴くことで、作業を楽しく、かつ集中して行える環境を作れます。整理整頓されたスペースで修理を行うことで、余計なストレスを感じることなく、スムーズに作業が進みます。

スキルアップと自己成長を実感

 PC修理には技術的なスキルが必要ですが、それを学びながら実践していく過程が、自己成長を感じさせてくれます。インターネット(特にYouTube)には豊富なチュートリアルや修理方法が紹介されているため、初心者でも簡単に始めることができます。最初は小さな修理から始めて、徐々に難易度の高い作業に挑戦していくことで、スキルアップを実感できます。

 例えば、ハードディスクの交換やメモリの増設、OSのインストールなど、最初は不安だった作業がだんだんとスムーズにできるようになり、自信をつけることができます。修理作業を通じて技術を磨くことで、自己成長を感じるとともに、達成感や満足感が得られます。

他の修理愛好者とのつながり

 PC修理の活動を一人で行うのも良いですが、オンラインで他の修理愛好者と情報交換をすることで、さらに活動が楽しくなります。PC修理にはたくさんのコミュニティがあり、そこでは他の人と経験や知識を共有したり、アドバイスをもらったりすることができます。こうした交流を通じて、新しい知識を得ることができるのはもちろん、社会的なつながりも深まります。

 修理作業が進むにつれて、同じような興味を持った仲間とネットワークを広げ、リアルやオンラインでの交流を楽しむことができます。孤独感を感じやすい単身赴任生活において、このようなつながりは大きな支えとなり、余暇をより充実させることに繋がります。

小さな修理で大きな成果を得る

 修理作業が進んでいく中で、小さな成功体験を積み重ねることができます。例えば、壊れていたPCを再生させて使えるようにすることや、古いPCをアップグレードして再び活用することなど、少しの努力で大きな成果が得られることがわかります。

 特にPCジャンク修理では、予算を抑えつつ価値ある製品を作り上げることができるので、経済的にも嬉しい結果が得られます。また、自分の手で作り上げたものを実際に使用できることは、大きな満足感をもたらし、余暇の時間がより価値あるものに感じられます。

廃棄物が減る

 私がジャンクPC修理を始めるきっかけとなったのが、世界のゴミ問題でした。

 ごみは世界的に問題になっていて、最近では「SDGs」といった言葉も流行っています。当初は、脱プラスチックを考えていて、行動しようと思っていました。ですが、生活圏のプラスチック問題って、一個人の活動があまりにも効果が小さく感じました。また、企業から生産されるプラの量が莫大で、この分野に関わることに疲れさえ感じていました。

 そんな中、「PCジャンク修理は高い率でリサイクル可能」といった話を聞きました。世界的にも廃棄量が多いPCですが、分解していくと高いリサイクルが見込める「CPU」や「メモリ」といった電子部品があり、一つの筐体では作動しないものでも、良い部分だけを寄せ集めて再生させることができます。また、同じマザーボードでもさまざまなCPUに対応したものがあり、グレードアップもさせることができます。

 どうしても再生できない部品も発生しますが、他に流用できたり、再度ジャンク品として販売できるなど、知恵と工夫次第でお金をかけずに楽しむことができます。楽しみながら資源の循環に貢献できたら、これほど嬉しいことはないと思いませんか?

まとめ

 単身赴任生活の中で充実した時間を過ごすためには、仕事の後にできる趣味やスキルアップの活動が大切です。PCジャンク修理は、忙しい生活の中でも楽しみながらスキルを身につけ、自己成長を感じられる最適な方法です。作業環境を整え、修理を「仕事」ではなく「趣味」として楽しむことで、余暇の時間も充実させ、社会的つながりを深めることができます。単身赴任中でも、自分の手でPCを修理し、楽しみながら新しいスキルを習得することで、仕事もプライベートもより充実させることができます。

UnsplashJonas Svidrasが撮影した写真

 手始めに、近くに「ハードオフ」があれば、店舗を巡ってみましょう。一番安価なものや以前使っていた機種などがあれば始めやすいかも知れません。

 また、ヤフーオークションやメルカリなどでもジャンク品が数多く出回っています。安価なものを狙って購入してみましょう。

 リスクは限りなく低いです。ダメなら撤退しても、大した怪我にはならないですし、ちょっとのお小遣い稼ぎのつもりで初めてみてはいかがでしょうか。

 この記事を参考に、一人でも多くの方がかぎりある資源の循環に寄与していただければ嬉しいです。

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