みなさんこんにちは。訪問ありがとうございます。マネスパです。
最近注目している「LFCコンポスト」について、深掘りします。
LFCとは、ローカルフードサイクリングの略で、私たちが日々排出する生ゴミを原料として、堆肥(肥料)を作り出し、そこから新たな作物を作っていく。
そんな循環型プロジェクトのことですそれでは参りましょう。
LFCコンポストが優れている点
私がこのコンポストに注目した3つの理由からです。
1.生ゴミを堆肥化するので、ゴミが減る。
生ゴミが直接堆肥に変わるため、ゴミが全く出ません。また、堆肥を使って「ベランダ農園」用の土にも応用ができるので、なんと作物が作れちゃいます。「定年後にお庭でやってみよう」とお考えの方、今すぐやっちゃいましょう。プランターがあればすぐに始められます。休日の趣味になりますね。
2.悪臭対策と害虫対策をしやすい。
専用のバッグは湿気を外に逃しやすく害虫は入れにくいという特徴があります。害虫が全く入らない保証はありませんが、気になる方は室内で保管すると確率はぐんと下がります。私も屋内(台所)で管理していて、生ゴミが出るや否やこのバッグに放り込むため、「三角コーナー」も要りません。
3.都会でも手軽に始めやすい。
都市部に住んでいると、コンポストを作ろうにも土地や空いているスペースではなかなか難しいことも。そんな時でも、LFCコンポストならバッグひとつなので保管、持ち運びが楽です。直接床に置かなければ、屋内でも保管できます。
実際に購入してみての感想(職場での意見)
発注から、約1週間で到着しました。
単品でバッグと基材を購入しました。家でも使っていて、今回は職場で共同購入したものです。
職場では、抽出タイプのレギュラーコーヒーをよく飲むのですが、抽出後の「コーヒーかす」はそのままゴミ箱へ入れていました。水分を含んだままゴミ箱へ入るので、ゴミ箱から異臭が・・・
弁当の残飯なども同じところへ投下するのでますますカオスな状況に・・・しかも処理を終わるところまで自分たちで処理をする決まりになっています。
そんな状況を一変させたくて、みんなを説得し、購入に漕ぎつけました。開始当初の意見は次のとおりです。
デメリット(否定的意見)
- 慣れない(習慣になっていないので、入れるタイミングがわからない)
- 何を入れて良いのかわからない
- 面倒である
メリット(肯定的意見)
- 悪臭が減ったのでやってよかった
- ごみの量が減って、処理しなければならない時間が短縮できた
- 電気をつかわずに堆肥化できるなんて!
- 会社の花壇に堆肥を使って、今までの肥料より成長が良い
開始当初は否定的な意見がありましたが、今ではみんな理解して使用してくれています。
長い目で見ると、分かってくれるそう信じて続けてよかった
費用は、初回のコンポストセットが4268円、継続して中身だけ定期で届けてくれるキットが2398円(1〜3ヶ月で自分の好きな周期を決める)で注文できます。
ごみの量が減る効果
可燃ゴミの量は圧倒的に減ります。水分を含むものが減った効果は大きいと感じています
本来は利用できる生ゴミを「可燃ゴミ」として排出
↓
可燃ゴミの費用が発生(増加)
↓
可燃ゴミ(資源)を燃やしてCO2を排出
つまり、「費用を出して資源を無くしている」現在はそんなサイクルになっているのです。
過去にも「土のう袋」を使って堆肥化にチャレンジもしました。しかし、水分が多く悪臭が発生したり、すぐに虫が湧いたりと悪循環でした。
ですが、LFCコンポストを使うようになってからはほとんど心配いりません
今の様子です。白いものは、白米です
今では、コーヒーかすだけでなく残飯も入れるようになりました柑橘系の皮や魚の骨などは不向きなことが分かりましたが、ほとんどの食材で使用ができます。
最近では、糠床のように毎日かき混ぜるのが楽しみになってきました。手間隙をかけるとそれに応じてくれているかのようです。もし興味を持たれた方は、HPを覗いてみて下さい。
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